【虹彩Vol.40 Web版ページ】虹子さん、教えてくれんね!

虹子さん、教えてくれんね!
私がなんでもお答えします
いざ病気や怪我をした時、どう対応したらいいのか、どのような事を知っておかなくてはいけないのか、分からない事はたくさんあるかと思います。そんな方々の聞いておきたい疑問にお答えしましょう!
  • Q

    冬は血圧が上がりやすいって聞くけど、気をつけた方がいいことってあるの?
  • 急な寒さを感じると血圧が急上昇するため、寒暖差の起こる場所では注意が必要です
    冬は寒さの影響で血圧が大きく変動する季節です。寒くなると血管が収縮して血圧があがりやすくなるので、心筋梗塞、脳卒中、脳梗塞などのリスクが高まります。高血圧や糖尿病など基礎疾患がある方は特に注意が必要です。反対に、血圧が低下するとめまいやふらつきなどの症状が起こりやすくなります。
しっかりと対策しましょう

布団から出る前に室内を温める

脱衣所を温めて寒暖差を少なくする

寒い屋外に出る時はしっかりと防寒対策をする

首周りは大きな血管である頸動脈が通っているので、冷えやすい場所です。外出する際は、マフラーを巻くなど暖かくして出かけましょう。

ヒートショックに注意!!

気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることをヒートショックといい、10℃以上の温度差がある場合が危険だと言われています。

暖かい部屋で血圧が安定している

寒い脱衣所や浴室へ移動すると血圧が上昇

熱いお風呂に浸かることで血管が広がって血圧が低下

今冬は節電・節ガス対策で居間以外の暖房を控えようと考える人も多く、ヒートショックの危険性が高まるのではないかと懸念されています。十分に注意して過ごしましようね。

無理のない範囲で省エネに取り組みましょう
暖房効率を上げる

サーキュレーター等を併用し空気を循環させ、効率よく部屋を暖める

厚手・長めのカーテンを使用し、外からの冷気を防ぐ

電気こたつの設定温度を低めに設定

こたつ布団に加えて、上掛け布団と敷き布団を併用する

こたつに入る時、上半身の服を一枚重ね着する

お電話でのお問い合わせ
【休診日】第2、第4土・日・祝及び12/30~1/3(※緊急患者は24時間診療いたします。) 疾病や治療法についてのお問い合わせは、お電話ではお答えできかねますので
ご来院の上、担当医に直接お問い合わせください。