小児眼科
子どもの目は、生後から8歳頃までの間に大きく発達します。
この時期に目の異常を見逃してしまうと、将来の視力や見え方に影響することがあります。
早めに発見し、適切な治療につなげることで、学習や日常生活に必要な視機能の発達を支えることが期待できます。
虹が丘病院眼科では、お子さまの視力に関するご相談や検査を行っています。
国家資格を持つ視能訓練士が、医師と共にお子さま一人ひとりのペースに合わせて丁寧に対応いたします。
このような症状・お悩みはご相談ください
- テレビ、タブレットなどに顔を近づける
- 目を細めてみることが増えた
- 黒板や遠くが見えにくそう
- 学校健診・3歳児健診で視力低下を指摘された
- 視線が合わない
主な対応内容
- 近視・遠視・乱視
- 斜視・弱視
- 学校健診・3歳児健診後の再検査
- コンタクトレンズのご相談
- 結膜炎・ものもらい
- アレルギー性結膜炎
- 眼瞼内反(さかさまつげ)
近視進行抑制治療(子どもの近視治療)について
近年、子どもの近視が急速に増えています。
子どもの近視は、主に眼球が前後に伸びてしまうこと(眼軸長の延長)で進行します。
近視が強くなると、将来的に「緑内障」「網膜剥離」「黄斑変性症」など、失明につながる可能性のある重篤な眼疾患のリスクが高まります。
当院では、近視が進行しやすい小児期に、近視の進行をできるだけ緩やかにするための「近視進行抑制治療」を行っています。
1.近視進行抑制点眼
リジュセア®ミニ点眼液 0.025%
特徴:毎日夜に1回点眼することで、眼軸の伸びを抑えます。5歳〜15歳、軽度から中等度近視のお子さんが対象です。
費用について:本剤の処方に伴う診察・検査費は健康保険(公的医療保険)の対象ですが、点眼薬の費用については保険適応外(自費)となります。
※点眼薬費用 4,380円(1箱30本)
2.近視進行抑制治療用コンタクトレンズ
マイサイト® ワンデー(MiSight® 1 day)
特徴:世界中で広く使用されている、子ども用の近視進行抑制ソフトコンタクトレンズです(1日使い捨て)。特殊な光学設計により、近視の進行を抑制します。8歳ごろから(コンタクトレンズの自己管理ができるようになってから)のお子さんが適応となります。
3.近視管理用眼鏡
メガネをかけるだけで近視進行抑制効果が期待できます。網膜周辺のピントの合わせ方を工夫したレンズによって、目の伸びを抑制します。
ミヨスマート(MiYOSMART® / HOYA社)
エシロール® ステレスト®(Essilor Stellest® / ニコン・エシロール社)
費用の目安:レンズ代(7-8万円程度)+フレーム代・組み付け代
保護者の方へメッセージ
「学校の健康診断で視力低下を指摘された」「近くを見る時間が長くて心配」という方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。子どもの目は成長期(特に小・中学生)に最も変化します。進行を抑えるためには、「できるだけ早期に治療を始めること」が何よりも大切です。