【虹彩Vol.37 Web版ページ】虹子さん、教えてくれんね!

虹子さん、教えてくれんね!
私がなんでもお答えします
いざ病気や怪我をした時、どう対応したらいいのか、どのような事を知っておかなくてはいけないのか、分からない事はたくさんあるかと思います。そんな方々の聞いておきたい疑問にお答えしましょう!
  • Q

    最近、以前より転びやすくなったと感じています。 転倒の原因と予防について教えて!!
  • 原因の⼀つに⾜の筋⼒低下が考えられます。外出⾃粛もあり運動不⾜になっている⽅も多いため、意識して体を動かしましょう。
  • 何もないところで転ぶ、つまづくといったことは多くの人に経験があることと思います。 足を上げずにすり足で歩く、歩幅が狭くなる、かかとからでなくつま先から着地するなどの歩き方は、転倒リスクの⾼い歩き方です。
    年齢を重ねると、⾻も脆くなり、⼀度の転倒で⾻折し寝たきりや要介護となるといったことも起こりかねません。
転倒を予防するには
    少しの段差で引っ掛かる方は、足が十分に上がっていないことが多いです。そのため「足を上げる筋肉」を鍛えることが重要です。日頃からこまめに体を動かし、下半⾝の筋⼒をつけることで、転倒を予防することができます。

    Point

    1.つま先で蹴り上げ、かかとで着地する。
    2.視線は足元ではなく少し先に向ける。
    3.背筋を伸ばし前かがみにならないようにする。

    イスを使った『足の筋力UP!』体操
    1.もも上げ体操
    歩く時に、⾜をしっかり持ち上げるには、上半身と下半身をつなぐインナーマッスルを使います。もも上げ運動を⾏うとインナーマッスルが鍛えられ、⾜が上がりやすくなり、歩く時につまづきにくくなります。

    Point

    1.背筋を伸ばした姿勢をキープする
    2.膝を胸に近づけるようにまっすぐ持ち上げる
    3.ゆっくり持ち上げ、ゆっくり下ろすよう意識する

    2.かかと上げ体操
    地面をしっかり蹴り出しつまづきにくくするには、ふくらはぎの筋肉も重要です。歩幅が大きくなる、歩くスピードが速くなるといった効果も得られます。ふくらはぎは第⼆の⼼臓ともいわれており、運動等によって⾎流がよくなるとむくみが取れる効果も期待できます。

    Point

    1.つま先で地⾯を蹴るように⼒を⼊れる
    2.ふくらはぎに⼒が⼊っていることを確認する
    3.できる範囲で大きく動かす

  • 虹子さんより

    適切な運動は筋⼒維持の他、⽣活習慣病の改善にもつながります。無理はせず、まずは⾃分のできる範囲やってみましょう。 余裕がある⽅はセット数を増やしたり、⽴った状態でチャレンジするとより効果的です。
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