ウイルス性肝炎とは
ウイルスに持続感染することによって、肝臓の細胞に慢性的な炎症が起こり、肝硬変や肝細胞がんに至る病態です。
代表的なものに「B型慢性肝炎」と「C型慢性肝炎」があります。
感染経路
B型慢性肝炎
主に血液や体液を介して感染します。かつての感染経路は、その多くが母子感染(産道での感染)であると言われていました。
しかし、1986年に母子感染対策事業が始まってからは、母子間での感染は激減しました。
近年では、集団予防接種による注射器の使いまわしによる感染が注目されているようです。
また、性交渉による感染もあると言われています。
C型慢性肝炎